心にも贅肉が付くというのなら心のダイエットってどんなだろう?普通のダイエットならカロリー制限したり運動したりとかだ。うーん、心のカロリーってなんだろう?心に必要なモノ…人と話したり、どこかに出かけたり、本読んだり、遊んだり…世界とのいろんなかかわりだろうか。
心の運動ってなんだろう?感動したり怒ったり泣いたり喜んだり悲しんだり…とにかく情動を動かすことだろうか。
つまり、外界との接触を絶って心の赴くままに情動を動かすこと……引き篭もって妄想するのが心のダイエットだったのかッ!?(ちがいます)
---(昨日見た夢)---
何らかの事情で人が外出しなくなってしまった街。町の経済は停滞し人々は明るさを失っていた。
そんな街に流れる不思議な都市伝説の数々。街のある場所に行ってあることをすると願い事がかなうとか、そういう類の噂がいつしか子供たちの間に広まっていた。
街の真ん中にある小さな山。今では隙間無く建物が建っていて山には見えない。そこにある山頂へと続く長い長い階段。わたしは二人のクラスメート女子を連れてその階段を上っている。
「…その話…本当なの?」
「間違いないわ。確かな筋からの情報よ。この階段のてっぺんから飛び降りたら願い事がかなうっていう話よ!まだ、だれも試してないって話」
都市伝説には特徴があって、その行いをして願い事がかなうのは最初だけというものだ。どうやら「私」はその情報を手に入れて真っ先に彼女たちをここに連れてきたらしい。
「さあ、ついたわよ」
街中の小さな山、といっても100メートルはあるか。長い階段の上からは私たちの小さな町が一望できた。昼間だというのに"アイツ"の所為で町には私たち以外人影も無い。階段の頂上に小さな天蓋があって、その上から飛び降り、そのまま麓まで飛び降りおりることが出来たらなんでも願い事がかなうよ!(だからボクと契約して…)
「こ、ここから飛び降りるの?」
「や、やめようよ〜」
天蓋の上からの眺めは飛び込み台の一番上からのような眺め。下から吹き上げる風がきつい。
「かなえたいんでしょ。ね・が・い・ご・と」
「…う、うん…わたしいくよ」
「ええ?」
ふわっと脚を踏み出す一人の少女と不意を付かれてあわてる少女。時間の流れがスローモーションになる。飛び降りた少女がこちらを振り返り、もう一人の少女の手を取る。
「いっしょに幸せになろうよ」
引っ張られるように空に踊りだす二人はそのままわたしの視界から消えていった。それは不思議な光景だった。そのまま地面に叩きつけられるはずの二人はまるで見えない羽衣に包まれているかのようにゆっくりと宙をさまよい、麓まで手に手をとって降りていった。
一人残された私。暫くして"心のスロット"が輝きだす。無数にある空きスロットの一つにカードが出現する。"天乃羽衣"と名前の付いたそのカードはたった今二人がかなえた願い事の都市伝説だった。
そっと"心のスロット"を閉じる私。
だれがこんな"仕掛け"を残したのかは知らないけれど、街に隠された都市伝説をクリアしてゆくことでこの"心のスロット"にカードが埋まってゆく。
「…さあて、お次はっと」
次の都市伝説を求めて私はその場を去った。
---(昨日見た夢)---
何回か続くシリーズものみたいだけど、その後この仕組みを残したのは都市を治療するのを生業とするなぞの医師だとか、そんな感じのあらすじが夢の中で展開。あーあ、もっとハーレムっぽい夢がいいなー。