随分と早い梅雨明けから連日続く真夏日。梅雨明けが早すぎるからかな、と思ってた”聞こえない蝉の音”だが、七夕を過ぎても聞こえてこない。
これは諸説あるみたいだけど、あまりに暑すぎるといつもの蝉は鳴かなくなるらしい。種類によるが、33℃を越えると限界らしい。
なるほど。確かに、朝の早い時間にはいつもの蝉の音が聞こえていることが判明。しかし、午前9時を回るころには全く蝉が鳴かなくなっていた。
要は今の夏、日中が暑すぎる、ということか。子供の頃は夏の間中、蝉の音が聞こえていたように思うけど、あの頃の夏は今ほどは暑くなかったのか・・・。
そもそもにして、自然の摂理として長期間にわたり気候の平均や変動の規則性が変化することが過去の痕跡の調査より明らかになっている。
ミランコビッチ・サイクルのような天体規模の変動の影響、地球の天体規模の熱エネルギーの相互作用による気候システムが生み出す周期的な変化(ボンド・サイクルなど)および、地球上の有機システム(人類活動も含む)による直接間接的な影響や天体衝突、地殻活動などの影響を受けて、温暖化や寒冷化が起こることは知られており、これらに応じて地球の生態系は大きく変わりうる。つまり、気候変化・変動により人類が危機的状況に陥ることは、天体衝突や太陽の寿命などに比べて、より身近に発生しやすいイベントなのだ。
一方、自然がもたらす人類にとっての大きな災禍に、人類が結束して対抗するという好例は残念ながらいままでにはなく、むしろ戦争も人災も一向になくなる気配もない。
仮に、この先気候変動によって甚大な被害が生じたとしても、それを甘受する思想がはびこる程度の精神的な救済ぐらいしかないかも。この辺りが人の種としての限界なのかもしれない。
ただ、こうした自然の変化に対応して人の中からこうした状況に適応するように変化が起きるかもしれない。
長い目で見れば進化なのかもしれないが、古い形の宗教や政治に代わる、個人主義を損なわないような形で大きな集団に対する制御を可能にする能力の獲得とかが今の状況に適応しやすいのかも。例としてはあまりよくないが、SNSやネットを駆使する特別流動の技術(能力)などを見ると、法治社会にぽっかりと空いた穴のようなソーシャルネットには無防備な個人の認知や知能にダイレクトにアクセスし、これまでの常識では実現し得ないような能力を発揮しうるポテンシャルを感じる。
人工知能もこうした土壌にがっつりと当てはまる。「中国人の部屋」ではないが、アカウントや電話の先がAIでない、といえる時代は終わりに近づいていて、AI自体が特別流動の技術を獲得し、こうした人類に対する犯罪を遂行することも可能になるだろう。もちろん、そのような指示:プロンプトを与えたならばだが。それは、あらゆる手段を使って資金を集めてこい、みたいな抽象的なものかもしれない。こんな指示を下した人物を、人はどう裁けるのだろうか。そういうテーマの作品も見てみたい。
そんな妄想にどっぷりと浸れる暑い夏、この夏はこれまでで一番長いものになるかもしれない。
7月も頑張ります。