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『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』。90年代後半、一体何をしていたのかすでに記憶が怪しい頃、こんなゲームが出ていたとは。エルフ、カクテルソフト、アリスソフト・・・PC98とともに過ぎ去った一つの時代といえよう。思えば当時はブラック企業という概念すらなく「今週もサービスサービス！」とかいいながらサービス残業を繰り返す日々だったような気がする。当時は半年という期間でゲームをリリースしていたのだから活気ある世界だったのだ。
その時代の終焉にインターネットの誕生や『月姫』のヒットなどもあり実のところ、そのあたりからの記憶は割と新しい。90年代後半の記憶だけがすっぽりと抜け落ちている、ともいえる。

話は変わって変わって。最近とみに盛況な異世界転生もの。異世界といえば火星シリーズやバイストンウェルの物語をついつい思い出してしまうけれど、全くの異世界ではなくて、ゲームの世界に転生してしまうところがこの時代のすごいところ。『.hack』や『SAO』などゲームの中の世界と現実世界の境界レスや帰還不能とかではなくて、死後ゲームの世界に転生してしまうところがすごい(『ログ・ホライズン』は帰還不能系のよにも見えるが集団転生してしまっているようにも思える。『オーバーロード』のアプローチはさらにアイディアがいい)。ゲームの知識(あるいはシステム)をそのまま使えるあたりがチートなのだけれど、これはどんな現象なのだろうか。

ところで、今年はもう少しお絵かきソフトの機能を勉強して活用してみるという目標を立ててみた(Painterなんてブラシ２つしか使っていない)。一年振り返って、ことしはこんな描き方を覚えた、みたいな成果を目指したい。apple pencilでお絵かきもしてみたい。いくつになっても時間が足りないなー。

冬アニメ始まりましたが、そろそろ視聴が追い付かない…。年末年始は『ゾンビランド・サガ』がマイブーム。リアルなアイドルにはあまり興味のない私ですが、80年代から現在までのアイドルとそれを取り巻く環境の変化をこんな風にお話に盛り込めるなんて、謎の感動があるよね。アニメでのCG活用もキレッキレのライブシーンまでやってきたか！と思い感無量です。ボカロなどのブームで音楽やパフォーマンスを作り出す人たちが増え、ゲームやアニメはこうした多種多様な創作層拡大の恩恵を受けほんとにすごく豊かになったなーって感じます。『青春豚野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』00年代にふんわりとしたトレンドだったセカイ系から"世界の危機"要素を除去しぼくときみの世界が量子力学的な異変にはじまり観測者的に収束する典型という体。類型は涼宮ハルヒに連なるものだが、このSFラブコメの世界は、20世紀には異世界あるいは宇宙もしくは未来からの押しかけ女房が日常に侵略するという直接的な展開だったものが、00年代には異世界あるいは宇宙もしくは未来から人知れず日常に溶け込んでおりその観測点によってシナリオが分岐するようになり、10年代になって異世界あるいは宇宙もしくは未来そのものが日常に溶け込んでおり、それを観測することがシナリオになった。
この先どんな物語がうみださされていくのだろう、と考えるだけで楽しくて仕方がない。『荒野のコトブキ飛行隊』いきなり荒野の少年イサム的なのかと思ったが、この戦闘機描写はマニアックすぎる。１話を見る限りではガルパンから"かわいみ"を消し去った、あるいは航空戦シーンではマニア以外を置き去りにしてしまった。このマニア的な素晴らしさは秋山殿的なあるいは紅茶嬢のようなポジションなくしては持ち腐れてしまうのではないかと心配になってしまう。

思えば災害多い一年でしたが、ひと月のスペイン滞在やミュンヘンへの旅行、トレッキング再開など楽しいことも多くて遊びの集中力が欠けてきているような気もします。年明けもライブ…。

しかし、12月に入ると山の頂上では雪が降っており冷たいごはんも厳しくなってきた。ストーブで温かい飲み物を楽しんでいる人たちを見て、そろそろアウトドア飯にも挑戦してみようかな、とふと思う。

というわけで、今年はサンタさんにスノーピークのヤエンストーブ　レギをお願いしたいと思います。

…相変わらず英語は全然なんですけどね。

英語といえば、最近ますますお仕事で海外の人と一緒にする機会が増えました。英語できないのに海外要員？でも成果を抜きにすると海外の人とお話しするのは楽しいです。
小さなお子さんが恐竜好きで、日本に来られた際にお土産に恐竜のフィギュアを買って帰ってましたが、そのなかにゴジラが混じっていて、最近は"カイジュー"に嵌っているそうです。
"カイジュー"という日本語が出てこなくて「最近息子がモンスターに嵌ってて・・・なんだったかなぁ・・・」「(私)怪獣でしょ！」「それだ！」なんて会話もあってちょっぴり楽しかった。
次の機会があれば怪獣図鑑なんかを布教したいです。

さて、秋アニメを前に一か月ほど欧州に行くことになってしまいました。台風の影響で関空便が手配できず、成田から出発…成田遠い。航空会社も今まで使ったことのないイタリア便に。ローマを経由します。空からコロッセオとか見えるといいな。。。
こんなに海外の人とお仕事するんだったらもっと英語勉強しておけばよかった…時間遡行して過去の自分に伝えたい。過去の自分といえば、将来自分はどんな仕事についているんだろうって、よく考えていた。未来の自分が見ている映像を見ることができたりするといいな、なんて思っていたが、高解像度ハイスペックのコンピュータでシステムを開発している映像を、もし過去の自分が見ることができていたら、これすげーっ！て思うんだろーなあ。

当てにならない、といえば『邪神ちゃんドロップキック』。これもウザかわなのだろうか。邪神がクズ過ぎるがどこか憎めない。本編で、すき焼きを食べるシーンがあり、家ですき焼きを食べてみることにした。すき焼き…何十年ぶりだろうか。牛脂を溶かしネギに焼き目をいれ牛肉をやく。割したをいれ野菜と煮詰めるとあの懐かしいすき焼きの完成。しかし山のように肉を買ってきたにもかかわらず、二皿も食べるとおなか一杯だよ・・・アニメのようには食べれないものですね…というわけで今夜もすき焼きです。

さすがに40度近い気温になってしまうと参ってしまいますね。30度が涼しいと感じてしまいます。「これぐらいのが夏って感じでいいですね」と思わず挨拶しちゃいます。
しかし思えばロスでは連日40度を超えていたのでそういう世界でも人は暮らしているのだなーと改めて認識。ロスではエアコンが効きすぎて寒く仕事中は長袖姿で「オマエは軟弱すぎる」などと笑われていました。もちろん外を歩く人は私以外にはおらず、皆クルマです。そう、そういう世界では人は歩かない。(外で暮らしている人もいるようですが。そういうコミュニティは結構野生)

さて。遅れて視聴しましたが『プリティダービー』面白かったですおもわずうまぴょい伝説を歌ってしまうほどに。競馬の擬人化？というか結構ぶっとんだ世界観に一瞬引いてしまいましたが、スペシャルウィークが可愛くて思わず見入ってしまいました。表情がころころ変わったりコミカルなアクションなどが魅力的、漫画ってこういうもんだったなーって感じです。