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ていうか、アンタ何やりこんでるワケですか!?・・・この人は買った本人の知らない間にRPGクリアしてたり、最終面拝んでたりするバカ姉です。ハイスコアとかタイムアタックに決して破れないレコードを刻んで。。。orz(妹) --- うかうかしているとあっという間に5月が終わっちゃいそうです、バイヤー。そんなわけで週末は出張に乗じてそのまま東京泊して土曜日は東京散策に出かけてきました。 江戸東京博物館というところで、いま企画展として新シルクロード展というのをやっています。くーるんさんといえばタクラマカン砂漠というわけで(どんな訳だ?)コレを見に行かないてはありません。ついでに、江戸東京博物館自体の常設展示も見てくることにします。 朝、ホテルのバイキングをしこたま食べた後両国駅へとやってきました。ここの駅前に博物館があるのですがここに来るのは初めてです。駅前には大相撲が行われる両国国技館もあります。駅をおりて辺りを散策しているとお相撲さんのお弟子さんのような人を見かけたりしました。大相撲を見るというのも面白いかも。 国技館の向こう側に一見変わった建物が見えてきます。二階がフロアになってて、ずっと上のように屋根のようにでかい建物が中にういてます。ガソリンスタンドの超巨大版といった感じです。屋根の部分までエスカレータが伸びててその屋根の部分が博物館になっているようです。(無駄にすごい構造です(^^;)) 企画展・常設展の共通チケットを購入し、まずは一階で開催中のシルクロード展にいってみることにw
NAME : 九竜☆くーるん MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/05/22 (Sun) 17:06
新シルクロード展では、シルクロードの真ん中あたり、タクラマカン砂漠をはさんで北と南の街道沿いに栄えた王国・文化の遺物を地域別時系列順位に展示してあります。最初の展示ゾーンは幻の古代王国楼蘭。楼蘭といえば奇鋼仙女・・・ではなくて(^^;)、旅する湖ロプノールです。子供の頃私は世界の不思議や怪奇大好きっこでした(笑)そんなころに読んだ怪しい本に、一夜にして湖が移動して街が滅んでしまったというロプノールの話しがおどろおどろしく書いてあり、『すげ!』とか思ったものです。 その楼蘭の遺構を目のあたりにして正直涙が出てきてしまいました。展示物は小河墓地から発掘された故人のものが中心ですが、幻想的な点はここに埋葬されている人々の素性が知れないという点です。埋葬されているのはヨーロッパ系の特徴を持った人たちで、西から旅をしてきた人が此処に安住の地をつくったのだという説もありあす。シルクロードBGM(笑)を聞きながらそんな古代の浪漫に心躍りました。 埋葬にはミイラとして残っているものもあれば、死者の姿はなく死者をかだどったと思われる木彫の人形が代わりに埋葬されているものもあります。なんらかの事情(旅から帰ってこなかったとか)により埋葬できなくなった人を埋葬するのに代わりにお墓に入れられたと考えられていますが、真相は不明です。思わず、悪い魔法使いに木の人形に替えられてしまったのだ〜!とかアホな妄想を抱いたりして、また涙ぐんでしまいました(笑) この時代のものは技術的には精巧に出来ていますがとても原始的で造詣やデザインがすごくストレートに、ダイレクトに心に伝わってくるように感じてほんとにこころがじーんとしました。3メートルもあるヒトガタも不気味というよりはすごく不思議で神秘的です。神秘的なデザインと言えば、国立博物館で見た阿修羅像も人間離れをした造詣でしたが。 素朴な文化の遺物を見て、昔の人々のことに思いをはせるのは嫌いなことではなく、むしろすごく好きです。暫く時間のたつのを忘れて見入ってしまいました。 その後、時代が進んでいくにつれ、いわゆる仏教美術、中国の文化などと西方の文化の融合遺物が多く見られます。 素晴らしいものは沢山あったのですが、中でも紀元前の女の子の服と、ポシェット(のようなもの(笑))が印象に残りました。赤と青の布を綺麗に組み合わせててデザインもすごく可愛い。当時の女の子の姿が思い浮かんでじんじんとしました。 お金持ちや王侯貴族の酔狂品も嫌いではないですが、こういう当時の普通の人の持ち物は生活感があっていいですよね(^^)。 さて、2時間ほどじっくり見て回った後、外に出てエスカレータで天井の常設展示へ移動。ここは江戸東京の文化を後世に残すための博物館です。中に入ってびっくりしたのは、まず外から見たあの天井部分の内側がこんなになっていたのかということ。すごく広いのです。窓もないので、ここが地上何メートルかの中に浮いた空間だということを考えると不思議。 常設展では、江戸の町並み並みを実物大とミニチュア模型で再現し、いろいろな文化に関して当時の様子を再体験してもらおうというものです。名古屋城のなかにも、そんな「やってみよう」てきな展示がありましたが、ここでは纏を持ってみよう、とか千両箱を待ちあげよう!とかがありました。江戸から帝都、そして東京の戦前戦後となかなか面白いところでした。(というか広いです) 昔の民家を再現しているところがあるのですが、なんだかとってもなつかしくなっちゃいました(^^;)
NAME : 九竜☆くーるん MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/05/22 (Sun) 17:37
わぁ、字がいっぱいになっちゃいましたね〜(^^;)きっと読んでもらえないんだろうなあ(笑) 浅草十二階(凌雲閣)の模型や写真も面白い見ものでした。思わずうろつき童子を思い出したのはナイショ。 東京大空襲の展示では、B29の機銃(の残骸)が展示してありました。爆撃に来たB29を撃墜したときに残骸の奇遇を小学校に寄付したそうですが当時は日本の栄誉として学内に展示してあったのが、敗戦の折、校庭に埋めたのだそうです。最近の校舎建て直しの際に見つかったので本館に寄贈されたと書いてありました。 終戦になって、学校の先生たちがあわてて隠したのかな〜なんて想像すると楽しくなっちゃいます。(んなん飾ってたらやべーよ、まじやベー!とか(^^;))焼夷弾やマグネシウム弾に混じってアメリカ軍が新型爆弾の実験を東京空襲で行っていたのはここで初めて知りました。最初は軍事施設のみを狙ってた空襲も無差別爆撃になったりと、いまも昔も変わりなしです。 いまでこそ、完成した状態(?)の日本を見ているので、こういう状態になるまでのタイムスケールを実感する機会は少ないのですが、昨年の台風で各地で土砂崩れや崩壊が起こった後、今現在でも元通りになっていないところもあって、ほんとに日本がこの状態になるまでに要した時間や人の苦労というものを改めて実感しました。 久しぶりに剣玉したり、観光中の外国人とお話ししたりと面白いことはいっぱいあったのですが、書き出すときりないのでこの辺に(笑) 博物館を出て、今度は御茶ノ水まで移動です。10年以上前にはよく神田の古本屋街をうろうろして本をあさっていたのですが、久しぶりに行ってみることに。 御茶ノ水駅を出てむかし画材を買いに行った画材屋に寄り道しました。なんだか、町の風景が変わっているのですがそのお店はまだ残ってて、ちょっぴり嬉しい。当時コピックを買った店です。 神保町に向かって歩いてゆくと右手に明治大学左手に日本大学なのですが、全然風景が違う。というかこんなに綺麗なキャンパスでしたか?前来たときのようにタテカンもないです。(いつのはなしだ(笑)) 本屋街はそれでも同じようにお店が並んでます。本のレイアウトはもちろん変わってますが、「ここであの本買ったなあ〜」なんて本屋のはしごをしながら、しばしノスタルジに浸ります。 当時は本屋に入るたびに見たことない本が並んでてパニック状態になることがしばしばでしたが、最近はそうでもないかなあ(小説・マンガの類だけですが(^^;)) ・・・いかに自分が田舎モノであったかがしのばれます。思えば初めて牛丼を食べたのもこのあたりでした。 そういえば、以前はこの辺にはなかったものとしてコンビニが増えてますね(^^)。 散々本屋をはしごした後、歩いて秋葉原に。FateのSword Danceを買って帰ってきました。(なんだかな〜) しばらく行ってないな〜ぐらいに思ってたんですが、思えばすごい時間がたってたんですね。その間、何をしていたんだろう、自分は。。。 ホント、毎日が人生なのです〜♪
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