I! I trust you!!

行ってきましたヨーロッパ(正確にはバルセロナ)。
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前日まで資料つくったりと散々でしたが行ってからも散々でした。ホテルはWifi完備なのでVPNで社のネットに接続し時差を利用してフル稼働…ある意味国内よりも疲れました。
しかも…わたしの提案した内容は”オマエの言う完全なインテグレーションは他社でも実現できていない”といわれてしまう。拙い英語をフル活用して打ち合わせること数時間、その果てに引き出した答えが”…trust you”、かくしてまた余計なプレッシャーを背負ってしまうことに(うう)…英語力なさすぎ…。

そんなお仕事の話はどうでもよくて初めてのヨーロッパはしかしやっぱり素晴らしいのであった!
行きも返りもフランクフルト経由、窓際だったので空の上からベルリンの街を眺めることが出来て感動!いつかあの博物館島に降り立ってやるんだからね!

初めてのヨーロッパ。その印象は「石で出来た街」だった。街は碁盤の目のように作られていて石畳、石の建物が整然と並んでいる、かと思いきやその建物はどれもこれも微妙に形が違っている。中の間取はさらにほぼすべての部屋が違う形をしていて面白い。町全体は調和が取れてるけど細部は個性的。このあたり日本とは間逆かも。
日本の街の並びは混沌としてるけど建物の中の間取りは同じったりすることも多い。関係ないけど地下鉄の切符の買い方もお金入れる順番が日本と逆だったし。この辺り欧州の人と日本の人の考える”調和の取れた世界”の感覚の違いなのかもしれない。

#ホテルの窓から。
111031_0.jpg町並みは綺麗だが街はごみだらけだ(てゆーか臭い)。特に犬の糞があちこちに転がっていて不衛生な感じだった(ま、日本も言うほどでもないが)。最初は外を歩くのもおっかなびっくりだったけれどそのうち慣れてくる。日本のようにありえないくらい短いスカートの人は見かけないが、変わりに女の人の胸元がありえないぐらいに開いている。しかも胸の大きさとは無関係に!つまりちっぱい人も胸元全開です!ここはヘヴンですか!

観光とかそんな余裕もないのだけれど滞在中祭日(聖人の日?)があるのでサグラダファミリアとかゴシック大聖堂とかを観にいく。サグラダファミリアは素敵なのだがその前にあった”便座が壊れてなくなった男女共用の公衆便所”が気になった。前後に女の子が並んでいたのだけれど、彼女たちはどうやって用を足したのだろう。

#まだまだ建設中のサグラダファミリア。めっちゃ行列が出来てたので中には入りませんでした。
111104_a.jpgカテドラル、ゴシック地区の中心にある13-15世紀の建築物、いわゆるゴシック建築の大聖堂であり夢にまで見た実物を目の当たりにして感動。その日はお祭りということもあってミサの最中、厳粛な雰囲気でした。

ホテルからは毎日徒歩で出勤だったけれどそのうち不穏な街の雰囲気(失業率も高く、高速走行する車道に脚を引きずった物乞いがふらふらと彷徨っている光景もちらほら…)にも慣れて(?)特に事件にも巻き込まれずに過すことが出来ました(繁華街で偽警官とその一味に囲まれたりもしましたがw)。

#地下鉄の駅は日本と変わりない。ガラの悪い一団が自動改札をジャンプして飛越えて行ったりが日常的な風景。電車は未来的なデザインでスタートレックっぽい。
111101_b.jpg#スラム街っぽい。よく見ると焼けてますね気付きませんでした。この辺駐車中の車にもラクガキされてたりしてます。
111101_c.jpgあと、食べ物が美味しい!パエリアやパスタやピピザなんかもそうですがこの街はワインやビールやバル料理(タパス)など特にわたしの好きな食べ物ばかり。後半出入りするようになった地元のバル料理のお店ではヤクを決めているとしか思えない超ハイな店員さんに絡まれてしまいました(地元のお客さんもウザがってました。カウンターのカワイイお姉さんが苦笑い)がお酒を飲んでしまえばこっちのもの…というか一緒に盛り上がれたりもして楽しかった。お酒の値段が安いのでたらふく飲み食いしてもお財布にも優しいし。
#近所の大きめのスーパー。美味しそうなものばかり。
111104_d.jpgランチの店でも突き出しのように出てきたアセイトゥナス(塩漬けのオリーブ)が気に入ったので近所のスーパーで自分用に山積で買ってきてしまった。そうそう、ランチやバルの店、スーパーなどでもまず英語はほとんど通じない。その日のランチメニューなんかが黒板に書いてあるのだが、前菜/メイン/デザートなど何がなにやら分からず頼んでしまってウサギの肉とかが出てきたりしてびっくりすることも!まあ、それも楽しいんですが。(英語の表記を見て安心するシーンなんて想像もしてなかった自分の英語力的にw)
月曜日は学校が休みとかでランチのお店でそのお店の子供でしょうか、小さな女の子が遊びまわっていました。子供がかわいいのは万国共通ですね。

帰りのトランジット、フランクフルト空港で女子高生の一団に遭遇したときには妄想が現実に暴走してしまったのか!?と頭を疑いましたがどうやらホンモノの日本人のようでした。修学旅行?なのか。う、うらやましくなんてないんだからね!

今度はお仕事ではなく旅行として来てみたい!欧州!

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