桜とタイムマシン♪

さくら、まんかい!

えーと、タイトルと中身は関係ありません。 近所の桜がもうすぐ満開のようです。例年より遅いなあと思っていたのですが、この地には越してきたばかりでした。気候が違いますね。とういうわけで恒例の桜擬人化絵(?)。 そういえば10年以上まえに琵琶湖のほとりに住んでたときも、満開はこのぐらいだったような気がします。 当時は琵琶湖疎水の桜を雨の中見に行ったのですが、頭上を一面に覆う桜の花の下でビニール傘に花びらが舞い落ちるさまを飽きもせず眺めていたものです。 今年は近所の桜で我慢です。。。 桜といえばソメイヨシノが有名ですが、この桜は交雑種(別々の桜の掛け合わせ)のため結実せず、種子を残すことが出来ません。株分けのクローン種なのです。そのせいか、60年前後の寿命と言われています。

今日日本各地で数多く見られるソメイヨシノは戦後の荒廃した日本各地に植樹されたものなので、ちょうど一つの節目を向かえつつあるとか。子供の頃、桜がいっぱいあった公園にいっても、ひょっとすると桜はもう無いかも知れませんね。うう(涙)

話は変わって、日曜洋画劇場で映画『タイムマシン』を観ました。21世紀になってリメイクされたものです。最近DVDばかりでTVで映画を見るのはなんだか久しぶり。 まず、冒頭で主人公の恋人が不幸にあうシーンがありますが、子供の頃はこういうシーンを見てもそんなに感慨も湧かなかったりしてものですが、今見ると涙ぐむぐらい哀しい。。。コレが歳を取るということかな。でもこの気持ちが分らないとこの映画は訳がわかりません(笑)子供はあまり楽しくないだろうなぁ。

映画『タイムマシン』といえば、1960年にも映画化されていて、こちらは未見なのだが子供の頃怪獣図鑑にこの映画に出てくるモーロックという未来人の白黒写真が載っててすごく怖くてトラウマだった記憶があります。この映画でも、襲い掛かるモーロックはなかなか迫力があって怖かった。久しぶりに枕を抱きしめながら映画を見てしまった。。。 原作となるH・G・ウェルズの『タイムマシン』を読んだのは小学校低学年の頃だったろうか。確か岩崎書店のSFロマン文庫版だったかと思う。 当時、読む前は素晴らしい科学文明咲き誇る未来世界への冒険(注:ロボットやコンピュータ)を夢見てわくわくしていたのだが、途方も無い未来世界までいってしまってしかも読了後妙に後味の悪いものだったという印象がある。とくに印象に残ったのは、時間旅行中の描写。時間の枠を離れた主人公の目の前でぐるぐる月日が巡る様子が素晴らしい。子供心に、”周囲からは停まって見えてるのかな?なら運び出されたりしないのかな?”というのが不思議であったが、序盤で模型で実践して見せたように、時間軸を移動している間は不可視のようだ。 そんなことをこの映画を観ながらいろいろと思い出した。いままた読んだらまた違うものを感じるかも・・・今度、図書館に行ってみようかな。

タイムマシン=時間旅行も生きているうちに見てみたいものの一つです。フィクションではいろんなタイプ(乗り物方、据え置き型、タイムトンネルというのもありましたね)がありますが、どんな形で実現するのでしょうか?ラベンダーの匂いで時間旅行というのも好きですが(笑) ちなみに日曜洋画劇場といえば我が家は日曜日の夜は早く、10時ぐらいになったらみんな寝てしまうので怖い映画を一人ぼっちで居間で見るというのは怖かったという思い出があります。 ・・・なので、オーメンとかサスペリアとかは、前半しか見た記憶がありません。

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