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というわけで慣れない高級感のあるホテルで朝。 すこぶるいい感じです。早速朝食を食べにガーデンフロアに。流石にジーパンでは部屋の外を歩けなさそうなので、それなりの格好で。 朝食は特に頼んでいなかったのでその場で注文。 さすがにめちゃくちゃ高い。なんでモーニングセットが\3,000もするのかー!?まあ、バカンスなのでいいか(笑) 英国風の庭園を眺めながら、一週間分の食費に匹敵する朝ごはんをいただきます。流石にバイキングではなく、ちゃんと給仕してくれます。まあ、パンとスクランブルとベーコンとサラダ、カフェオレなのですが! しかし、なんとなくいい物っぽい。シェフも付いてて、聞いたらいろいろ答えてくれそうだ。食事のあとに、しばし庭園を散歩してみる。はずれにハーブ園があってここで育てたものををだしてるっぽい。他のお客の姿はまばらだけど、どこかの企業の役員とか、ベンチャー系の社長とか、成金旅行中のおばさまとか、そんなお客さんばかり。きっと私は浮いていたのだろう(笑) とても名残惜しいけど、荷物をまとめてチェックオフ。チェックインとチェックアウトで、別々のフロントが用意されているのもすごい。正直国内ではいままで泊まった中でいちばんいいホテルではないかと思った。シェラトン級ではないでしょうか。 チェックアウトの際にメイドさん(ではないが!)に「いってらっしゃいませ」と見送っていただいた。"ありがとうございました"よりは全然気持ちいいですよね♪ 素晴らしいホテルを後にし、日本三景の一つ松島に向かうことに。 それにしても仙台は大きな都市です。郊外には大型の店舗が点在し、かなり反映しているように見えます。道路も広いし、宅地もどんどん広がっていました。 今度電車で着たら、市内を診て回ろうという気になります。そんな仙台の町を後にし、一路松島を目指します。 小一時間30分ほど車で移動し、無事松島に到着。駐車場に車を停めて、さっそく湾内一周の遊覧船に乗船。まずは船で☆という訳です。 松島は"瀬戸内海"のようなものだ。と誰かに言われたことがありましたが、実際に見てほんとにそう思いました。湾内に広がる多島海風景。まさに瀬戸内海そのものです(笑) チケットを買って早速遊覧船に乗り込みます。湾内は波も静かで、まさにどこかで見た風景でした。もちろん船内には座らずにデッキに出ます。(というか船で座ってたらよっちゃいますよねw) デッキから海を眺めていると、カモメが船の周りを周回しています。船が出発するとその意味がわかりました。 船内ではカモメのえさを販売してて、船が出たらえさを買った乗客を当てにして沢山のカモメたちが船と併走するのです。ほんとに目の前、近くをとぶので、とっても楽しいです。おもわず、「うみねこさーん♪(byへきる)」と叫んでしまいたくなるほどに(ネタがマイナーすぎてすみません)
No.300-898
NAME : 九竜☆くーるん MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/10/09 (Sun) 13:56
沖に出てみるとよく判るのですが、この松島にはほんとに多くの島(数百)が点在しています。無人島ばかりかと思えば、ちゃんと街のある島もあります。ディゼルエンジンの振動を受けて独特の廃棄ガスの香りを感じながら波のしぶきを浴びていると、本当に瀬戸内海を走っているような錯覚に。ただ、冬の気候が大きく違うせいで、島の海岸線が切り立っているのが違う点かな。冬になると雪や氷で侵食されていそう。 50分ほどで湾内を一周。折角なので、近くを散策します。近くには朱の橋が架かって島に歩いて渡れるところもあるというので、早速その島(福浦島)に渡ってみました。 島の中には遊歩道が回っていて、散策できるようになってます。ここにわたるとなぜかつくつくぼうしが鳴いてて、「ああ、夏だなぁ」と感動します(笑) 島の中ほどには弁財天が祭られてさっそくお参りに。 そうそう、子供の頃、私は神社に祭られてる神様はそこにしかいないと思っていたのに、大きくなってから他所の町に行って、自分の街の神様だとおもっていた「恵比寿さま」が他の街にも神社があって"がっかり"した記憶があります。弁財天もいろんなトコにいますが、今では『神様はきっと虚数的に存在してるに違いない!』と確信するにいたっています(笑) 浜辺に下りて遊んだりした後、早いけどお昼ご飯どころを探すことに。なんでも仙台はカキが名産とかで、ぜひカキを食べようと思ってたのだけれども、その辺にあるお店はみんな高そう(ex:かき尽くし定食 \2,000) そんな折、ふと近くに漁協のお店があって店頭で牡蠣を焼いているっぽい。そんなにお腹も空いてなかったので、牡蠣だけでもと思ってさっそく寄ってみる。 ここでは殻つき一つ100円で食べさしてくれるということで早速一皿注文wついでに焼きホタテと焼きおにぎりも。 流石に取れたてということもあって、すごく美味しい♪しかもツブも大きくて、殻にもスープがいっぱい溜まってて、実をほおばった後殻をすすると、えもいえぬ旨みが広がって絶品~。 結局お腹いっぱい食べて900円。やっぱりかざりっけのない店がいいよね~。 その後、五大堂というお堂を見学。ここは、桟橋のすぐ近くにあって、東方地方最古の桃山建築のお堂。小さな島の上に建てられていますが、島までは小さな橋がかかっています。この橋"すかし橋"といってちょっと変わってるつくりになっている。橋の歩く部分がすかすかになってて、下が見えるような構造になってて、ちょっとしたスリルだ。昔からの霊場なのでこの橋を渡ることで身を引き締めよということのようです。 いまは観光用に板が貼ってあるのですが、折角なのですかし部分を歩いてみました。怖い~(笑)
No.300-899
NAME : 九竜☆くーるん MSIE 6.0 / WinXP
TIME : 2005/10/09 (Sun) 13:56
五大堂のあとは瑞巌寺というお寺を見学。ここは伊達政宗の菩提寺です(つまり墓所) 必見は、松島の桟橋から門前を通り寺までいたる参道。杉(?)の並木があるのですがいかにもといった趣で素晴らしい。この寺自体大きな岩盤をくりぬきその上に建てられており、周囲の風景も一風変わっている。 瑞巌寺自体は有料だけど、拝観してみた。いろいろな仏教美術も素晴らしいけど、ここはなんといっても寺の回廊から眺める庭が素晴らしくいい。日本的なワビさびというか、えーと、自分的には子供の頃あそんだお寺の境内にそっくりですごく懐かしい(笑) 境内内には博物館もあり、曼荼羅とか昔の仏様(摩巖仏?岩に梵字を刻んであるの)が展示してある。松島の海岸線は昔はいまよりもずっと内陸までせまっていたとか。その後ちかくを散策するとなるほどと思える風景もあって興味深い。昔はいまよりももっともっとすごい景色だったのだろう。。。なんだかんだで結構時間をくってしまった。今日の宿は会津若松の東山温泉。その途中で蔵王温泉にでもよってみようかなと思ってたのですが、これは無理そうかな? とにかく、おみやげ物屋さんを物色して、三陸自動車道を目指します。 ところがちょっと道を間違えてしまい、思わず奥松島の方に行ってしまいました。どこかで引返そうかと思ってると、突然頭上で爆音が!なんとジェット機がとんでいる。思わず興味を引かれてそっちに向かって車を進めてみた。到着したのは野蒜海岸。えんえんと砂浜の続く海岸だ。車を停めて、人気のない海岸に出てみる。空も高い。 あ、ジャット機。それも編隊飛行している。というか、スモークを焚いてる。編隊飛行でループや空中開花!きりもみ!すごいすごい!!ジャット機の高機動初めて見た~! なんと、その空では10機近くのジャット機がアクロバット飛行を繰り返している。しかも、すぐ目の前の低空をとんでくれて、まるで今のTOP絵のような景色が展開(笑) どうみても、ブルーインパルスのように見えます(笑)ただ、あたりに見学してる人もいなくて訓練中なのかな? どうにも謎ですが、そんな降ってわいたような幸運に胸を躍らせながら思わず曲芸飛行に見入ってしまいました。迷い道バンザイ♪ 興奮冷めやらぬままに、野蒜海岸を後にして一路、蔵王に向かいます。温泉には入れないかも知れないけど。三陸道から東北道、山形道に入って、宮城山形ICから蔵王エコーラインへ。流石に峠道というかヘビーなワインディングです。刈田岳の御釜に到着したのは夕方5時。晩御飯までに宿につけるだろうか・・・ と思いながらも、せっかくきたのだから一応御釜の上の神社まで登る。向こうは山形県。ああ、山寺のほうにも行きたかったな~と名残惜しい。 山頂の神社でおみくじを引くと"旅行:無理をすると事故、災難に巻き込まれる"とあったので、結んでかえる。吾妻山、磐梯山を越えるコースで行くつもりだったけど、疲れていたので、おとなしく東北道に下って高速に乗ることに。ちょっと大人?(笑) --- ※松島と瑞巌寺 http://www.uraken.net/rail/travel-urabe69.html
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