彼女はいかにして再発明されたか

えーとえーと、タイトルと絵と本文は関係ありません。
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暑い日が続くのでついつい飲みすぎてしまうビール。バテてる所為なのかお酒が翌日に残ることが最近多い・・・というか飲んでいる間の記憶が怪しい。実に結構怪しいのだ。どれくらい怪しいかというと・・・いや触れないで置こう。とにかく外で飲むときは注意しなければッ。

そんな傾向と関係あるのかないのか朝起きたとき軽い記憶喪失を体験したりする。曜日が思い出せないっていうのは軽いほうで、自分がどこにいるのかがわからなかったり、タイムスリップしたり(学生時代と勘違い)、ひどいときは自分が何者なのか判らなかったり。すぐに思い出すけどちょっとした体験だ。ちなみに”朝起きたら記憶喪失”でぐぐって見ると結構ヒットする。皆が好きなシチュエーションなのかも(笑)

記憶喪失といえば思い出すノベルゲーム『あの、素晴らしい をもう一度』。一日分の記憶しか持てない、つまり毎日毎日朝起きるたびに記憶を失ってしまうヒロイン。その日どんな会話やイベントが起きようとも翌朝なかったことになり出会いからを繰り返す、毎日毎日。結構切ないお話だった。記憶というのは時を進めるための大切な能力、明日のない毎日ってやるせないものがあるよね。

個人の記憶は個人の経験でしかないわけだけど組織の知、てゆーか人類の知識ってのは有史以来連綿と生み出され伝えられ継承されてきたもので人類総体を一つの生命体と見立てた場合に、記憶喪失みたいなイベントって起きたりしないのだろうか。そう思って歴史を紐解けば過去幾度かのカタストロフによって太古の知恵や知識が失われたイベントが起こってたりこれは人類の記憶喪失って言えるのかもしれない。

同じような環境においてはその知的体系発展はおよそ似たような経緯をたどるといわれている。指数的加速度で発展を続ける知性がその技術的特異点をブレークスルーするために発明するあるもの(仮にそれを「彼女」と呼ぶ)。過去のカタストロフ以前に既に発明されていた「彼女」が再び発明される、そんなドラマをぼんやりと妄想しながらあげぽよTONIGHT!
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