バルタザールの要塞

19世紀初頭にフランスでパノラマに変わって考案された投射装置はジオラマと名づけられ近年においては模型をより効果的に見せる手法として広く知られる。シャドーボックスやレイアウト、ヴィネットという呼び方もあるが個人的にはジオラマという言葉が好きだ。戦場写真などを見ながら妄想を膨らませて模型とレイアウトを考えるのは結構楽しい。北海道防衛作戦とかそんなタイトルで自販機を踏み潰しながら交差点を横断する74式のジオラマを造っていた頃が懐かしい。
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フジガワライン(別名バルタザールの要塞)を突破した一行は大井川、天竜川を超えて浜松基地へと向かう。ここから西は戦後まもなく世界中の新兵器実験場となった濃尾平野に広がる無国境地帯が広がる。鉄条網や塹壕が幾重にも渡って複雑な戦線を展開するこの地には新型爆弾投下後もわずかに生き残った人々が永久無人兵器との戦闘をゲリラ戦さながらに繰り広げていた。第六世代戦略コンピュータ”高千穂”の情報によればこの地にあって部隊を維持し続けている装甲戦闘集団が組織的な軍事行動を行っているという。西の情報を得るために接触を図る一行だったが、そこには”ホットスポット”をめぐり絶え間なく争いを続ける人々の姿があった。

“ホットスポット”・・・それはこの壊滅した日本において依然として電気ガス水道そして生活物資が供給され続けている町(日本全土の産業商業活動は完全に停止したこの世にあって、食料品はもとより電化製品や新聞雑誌なども定期的に供給され続けている!?))。だが、しかしどこからそれらのライフラインが供給されているのかは謎に包まれている。謎に包まれているのだがそんなことはお構いなしにそのライフラインをめぐって人々は争っているのだった・・・。T-80を中核とする『荒野を支配する偉大なる支配者』を名乗る機甲部隊に包囲されながらも高射砲陣地を四方に配し富を守る自衛組織。史上最強の戦闘ヘリAH-64Dアパッチロングボウを操る少女も登場し、お話は一気にマッドマックス2的展開を見せる!果たして戦車少女たちの運命や如何に!?

話は代わって代わって。

作画用にガスガンを買ってみた。以前からモデルガンとかそういうものに憧れはあったのだけど切欠も無くなんとなく手を出しかねていたのだが。そういえばクラスに一人ぐらいはこういうものに詳しい奴が必ずいるもので遊びに行くついでにいろいろなモデルガンを触らせてもらっていた。今見ると結構な値段するものだったので、いま考えるとそいつはなかなか裕福だったのかもしれない。ケースから銃を取り出すときにいちいち手袋を嵌めたりするのが子供心には鬱陶しかったものだが。
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弾は出なくともリアルな動きをするものが欲しかったのだけれど手ごろなものもなく仕方なくガスガンをチョイスしてみる。排莢こそしないがブローバックの重厚感やリコイルショックも思ったより迫力があってちょっと感動した。ちょっと嵌ってしまいそう。調べてみると”緋弾のアリア”モデルのガバメントっていうのもあるみたい!やばい!凄く欲しくなってきた!!ていうかアリア二期ないのかッ!?

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