真昼の決闘-Gunslinger-

朝から一日中雨です。久しぶりに梅雨っぽい天気。いつの間にか7月になっちゃったりしてるし!!今年は物憂げな出来事目白押しであっという間に過ぎてしまいそう。
そうそう、7月1日といえば”うるう秒”が挿入される日ですね。思わず「117」で時報に聞き入っちゃった人も多いのではないでしょうか回線パンクしそうですが(寝てましたが何か)。
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協定世界時(UTC)には1972年から国際原子時(TAI((Temps Atomique International)))がその基準として採用されたわけですが、原子時計が刻む国際原子時(TAI)と地球の自転を基にした世界時(UT1((Universal Time 1)))との間には、さまざまな物理的事情によって安定しない地球自転速度の所為でずれが発生しそのずれを補正するために1秒の補正を入れる、これが”うるう秒”なわけです。ちなみに閏というのは「差し込む」という意味だそうです古式ゆかしいですね。
英語では”leap second”となってこちらはSFっぽい響きがあります。跳んだ時間は何処に行ってしまうのか!?

この時刻の調整イベントは例の国際地球回転観測事業(International Earth Rotation and Reference Systems Service(IERS))によって行われているらしい。IERSの本部はパリにあって衛星やレーザー測定技術からなるグローバルネットワークシステムを駆使して文字通り地球の極点や回転の観測を行う国際組織。本日のを含めて”うるう秒”はいままで25回実施されていますがいずれも加算ばかり(理論的には減算もありうる)。地球の自転は遅れる一方なのかー。

そんな話はどうでもいいのだけど最近読んだ『英国パラソル奇譚』が面白い。ビクトリア朝時代に吸血鬼や人狼や幽霊の存在が認められて人と共存するイギリスを舞台に怪物の能力を無効化する異能をもつ主人公タラボッティ嬢の冒険譚。こういう小説が出てくると世界も俄然面白くなるのだ出来ればタラボッティ嬢の年齢が15歳ぐらいならなおいいのだけれど。(作者のサイト【http://www.gailcarriger.com/】)
思えばスチームパンクっていう単語は耳慣れている気もしますがちゃんと読んだのはこれ初めてなのかも(リアルに大昔に書かれたちょっと未来のお話は別として(笑))。

a986a.jpgファンデルワールス・エンジン:永久蒸気機関で駆動する解析機械的な霊式が永世大統領に就任した新大陸ガンフロンティアのお話もこれはスチームパンクって言えるのかも!!言ってみても何もかわらないけど。銃と魔法の西部劇…この世界でまだまだ遊べそう。


(title)真昼の決闘-Gunslinger-
真昼の決闘といっても映画の方じゃなくてボードゲーム。アバロンヒルという海外のボードゲームメーカーから発売されていたいわゆるシミュレーションゲームなのだ。プレイヤーは西部のガンマンとなって自分のキャラクターを操り西部劇的なシチュエーションをプレイすることが出来る。利き腕、武装、部位、修正、遅延などの個性属性とアクションカードによるスピーディなシステムで1ターン(2秒)を5タイム(1タイム=0.4秒)に分割し、眼にも留まらぬ早業を再現するもの。(残念ながら未プレイ)

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