エモーショナル魔乳ピュレータ
タイトルに反してささやかですが何か。
少し前から彩色方法を見直し始めた。少しでも絵柄が変わってきていたら嬉しいなって日記を見直してみるとちょうど一年前ぐらいだった・・・少し前って・・・。
今月の『モデルグラフィックス』はシャア専用特集だった。やや食傷気味で普段のガンプラ特集など買うことはないのだけれど店頭でページをめくっているうち”何気”なくそのままレジへと行き、買ってしまった。その時点ではその”何気”の根拠についてまったく自覚していなかったのだけれど、家に帰って読み返しているうちにその”何気”の正体が判った。その特集が(正確にはその作例が)子供の頃、何度も繰り返し読んだ『How To Build GUNDAM 2』をオマージュしていたものだったのだ。
かつて!かつて友達の誰もがガンプラを作っていた時代があった(誰もがじゃないけど)!互いに創意工夫を凝らしてガンプラをつくりあい見せ合ったり一緒に作ったりしていたのだが、その頃発売された『How To Build GUNDAM 2(HJ別冊)』はそれまでの概念を一新してしまうような衝撃的な内容だった。リアルな戦場を再現した迷彩MSVのディオラマや、もはやこれフルスクラッチビルドでしょ?という超絶改造作例に子供こころを鷲掴みにされ、飽きることなく何度も何度もページをめくった記憶がある。
ネットもなくサブカル情報雑誌の流通も絶対数も現代とは桁違いに少なかった時代において模型雑誌は、私にとってアニメや特撮やミリタリやSFという嗜好をまぜこぜにしたリーズナブルでとても刺激的な媒体だったのだ。
そんなことはすっかり忘れていた私だったのだけれど、潜在意識っていうのはホント恐ろしい・・・。
話は変わって変わって。
マッスルなクルマとゆーことでアメ車の中でも好きなバラクーダを描いてみる。3代目のヘミクーダもいいのだけれどフロントグリルが特徴的な2代目がやっぱりいいよね!ヘミ・エンジン搭載のドラッグレース仕様。
エセルドレーダ姫に対抗心を燃やすフロリダ出身のシティシチズン富豪娘が下品なマッスルカーを英国に持ち込むとか、そんなの。
後ろのヒトマルは描いてみたかっただけ。バラクーダとの縮尺がちょっと怪しいけれど日本が誇るコンパクトハイテク戦車ということで、モジュール装甲や砲塔正面の楔形装甲がとっても今風ですよね。