火神(アグニ)を盗め
アグニとはインド神話における火の神格であり、仏教では火天とも呼ばれる。
ある日、全世界の原子力機関が一つの例外もなく(原子力空母や原子力潜水艦も含めて)突如停止してしまう。世界中の頭脳を結集し原因究明委員会が結成され調査するも原因はまったくもって不明だった。折りしも太陽表面の黒点活動が異常に活発化していた。エネルギー危機を前に世界中は静かなパニックに包まれる。
時を同じくして、盲信的な反政府団体が引き起こしたデモに巻き込まれ、妹を失った少年の前に”アグニ”と名乗る亡き妹とそっくりの少女が現れる。
自身を”核の炎”で活動していると話し、遥かな昔”古き偉大なる存在”によって星辰の方陣の力で時空の平面に放逐されていた彼女はロスアラモスで人類が作り出した”鍵”によって封印をとかれ自由を得たが、その存在を感知した”古き偉大なる存在”の眷属が活動をはじめ再び彼女を追い詰めつつあった。
人類との共存の夢を語る少女に悩みながらも力を貸す少年。二人は南極大陸にある古代都市へと向かうのだった・・・。
『火神(アグニ)を盗め』山田正紀さんの小説は読んだ事ありませんが、雑誌や本屋などでタイトルは目にしてはいます。こんなふうに、ふと目にした作品や小説などのタイトルから、あれこれと妄想をめぐらせるのがたまらなく好きだったりします。
話は変わって変わって。
BBS日記から続いてるこのblogなんだけれど、何年も続けているとだんだん書く内容がなくなってきますよね。フォルダの整理をしているとインターネットを始めたころによく巡回していた創作系のサイトのリンクが出てきたので久しぶりに覗こうとしてみたんだけれど、たいていサイトごとなくなっちゃってました(“卒業”?)。
たまにそのまま残ってても何年も前から更新が止まってたり・・・(プロとして活躍なさっている方も結構いますが)。イラスト系の個人サイトっていうのは今はあまり流行んないのかもしれないけれど、ネットでアクティブだった人の更新が止まっちゃうのはちょっと寂しいものですね。
落書き。
グランツーリスモっていうかいつものイングランドの王侯貴族、エセルドレーダ姫のカントリーハウスのお話。日々ガレージメイド達によってピカピカに整備されているとはいえさすがに80年前の車両は厳しいのでは?いえいえ、実は英國魔法科学の力がそれを可能にしてくれています。ガレージメイドが魔法使いってわけじゃありません。
中央ヨーロッパ有数の世界都市プラハに居を構える魔法使い組合”バング”によってハンドメイドの魔力を帯びた工業製品が流通する裏の世界が広がっており、魔装金属や魔道エンジンによって古き良き時代のマシーネンも幾つかはレストアされています(非常に高価ですが)。
スーパーカーもいいけれどこの時代の車も芸術品っぽくていいですよね!