クロノスとカイロス
最近朝寒くて、お布団から出るのがつらい。なんでこんなに寒いのか!と思ったら、よくよく考えてみると掛け布団が夏布団のままだった。
というわけで、早速冬用の布団に切り替える。床に入って温もるまでちょっちちめたいけれど、あったかい。そして余計に朝がつらくなってしまった。。。 寝床がぬくぬくになったせいか、早速夢を見た。リアルで飼ってるわけぢゃないけど、なぜか猫を飼ってる夢。白い毛がふさふさのツンデレな猫(長毛種?)である。リボンなんかつけてむやみに可愛い。
家に着たばかりらしくトイレとか勝手がわかっていないようだ。猫用のトイレとか買わなくちゃ、とか思いながら、(トイレのために?)とりあえず猫を抱えて庭に出た。すると庭になぜか猫たちがたくさんいて、家の猫をみて一斉に、にゃー♪にゃー♪となきながらよって来る。うわあ。・・・猫たちにもみくちゃにされながらそこで、目が覚めた。・・・冬用の布団は猫級のぬくもりだ。。。 夢というのは寝ている間の外的な環境によって内容が左右されるという話を聞いたことがある。
例えば、寝てる間に外で雷が鳴ってたら夢でも雷がなってたり(あるいは爆発する夢とか)、あとで夢を思い出して「そういえば夢の中でもあんなことがあったなあ」などという感じに。睡眠の中でも脳は起きていて活動している期間があるため、周囲を知覚しているのだとか。
ただ、不思議こともある。夢の中で銃撃戦を繰り広げてて、近くに着弾し大きな音がしたので、ビックリして目を覚ますと、ベットの脇の本が落ちて大きな音だった。不思議なことに、この場合、本が落ちる前から銃撃戦の夢を見ているのであって、事象的には本の落下は後の話であるにもかかわらず、音に合わせた夢になっている。まるで、本が落下したその瞬間に銃撃戦を始める夢を見始めたかのように。夢を見ている間は時間の感覚というのは起きている間とはぜんぜん違っているんですね。まさに現在から過去が生成される瞬間です(笑)
ちなみに、その手の学問の世界ではこの「夢の時間軸」のような概念を「カイロス」とよび、対して通常の時間軸のことを「クロノス」と呼んでいます。「クロノス」は形式的な時間でつまり時計の指し示す時間軸のことですが、「カイロス」は質的な時間と呼ばれており夢の時間軸のように文字通り意識が感じる時間のことです。
年々月日が流れるのが早くなっているのは、どうもこの「カイロス」のせいのようですね。
さて、そんな話しとは全く関係ないけど小説の「まぶらほ」では玖里子さんが好きです。ちょっと吊り目で身長があって長髪にウェーブのかかっているところがいい。あとは家事全般含め何でも程なくこなすとこ。そんな私は最近ささら会長に夢中です